K様邸は、家を建てられて5、6年目になります。
写真のようにロールスクリーンのみのお部屋があり、レースがありませんでした。
それ程大きい窓ではないので、レースがなくても大丈夫のように感じますが、レースがないとやはり人目が気になって落ち着かないということで、相談を受けました。
↓子供室
before
ロールスクリーンのレースはあるのか?シングルをレース付のダブルタイプに変えられるか?など質問がありました。
よく、聞くと「きっとレースはしたままになる」ということとロールスクリーンの取付場所が窓枠の上(正面付)でしたので、『レース&レール』を窓枠の内側に納める方法でお勧めました。
縫製も、素朴なお部屋の雰囲気に合うシンプル縫製(1つ山摘み)で価格も通常のオーダーより抑えられています。
サンプル帳から、割とパッと生地を決められ、打ち合わせから2週間後には取付が完了しました。
↓主寝室 シルバーのストライプがさり気ないアクセントに!
beforeafter
↓客室(祖父母室) 外から見え辛いミラーで反射しながらも、室内には光を拡散してくれる機能付きレース!
明るく感じると、とても喜んで頂きました。
住んでみて、見直して、住みやすい形にされたK様。ベストな方法でアドバイス出来たと思います。
K様ありがとうございました。
江別のモデルハウスをコーディネート
縁あって、藤城建設さんのモデルハウスのコーディネートを引き受けることとなりました。
こちらは、既に建物は完成していまして、カーテンや家具、小物の仕上げを頼みたいとのことでした。
5月8日に会社訪問。10日にモデルハウス見学。その週のうちにカーテンを決め、家具を求めにショップへ。
頂いたお話は、急なスケジュールでしたが、今までとは違う仕上がりにしたいという社員さんの希望に応えたく動きました。
予算の関係で理想とは少し妥協した点もありますが、オープン前の24日には家具が揃いそうです。
オープンは、27日、28日とのことで、26日にセッティングに入ります。
完成後も、写真を載せますので、お楽しみに!
着工前お打ち合わせ & お家カフェ造り
先日、秋から~年末に掛けて打ち合わせを重ねてきたお施主様の「着工前お打合せ」がありました。
「着工前お打合せ」とは?文字通り、工事を着工しますの前の最終お打合せとなります。
お施主様、営業担当、設計担当、工事担当、コーディネート担当のスタッフ4名が揃って書類を見直し、説明、確認印を頂くという流れです。
そこでコーディネーターは、何をするのか?皆さん、漠然と「クロスを選ぶとか?家具を選ぶの?」と思われているようで…よく聞かれます。
他社さんは、どこまでをされているのか、様々なやり方があるのでしょう。
私が関わっていますのは、新築住宅ですので、木造の2階建てが多いです。何をするのかを書きますと…。
・外壁の素材を選ぶ、組み合わせなどのデザインをご提案
・内装の建材を選ぶ、フロアや建具、階段など色や素材のご提案
・水廻り、キッチン、お風呂、洗面台、便器などを選び、お見積書を作成
・電気配線図をCADで描く、照明プランを考え、お見積書を作成
・クロス、塗装などを選ぶ
・造作カウンター、収納棚などのご提案
ざっとこのような内容となります。これらを選ぶには、実物やサンプルをメーカーより取り寄せて素材を確認し、絵的に分かるものを用意します。
最終的に決めたものは、「仕様書」という書類にまとめ、写真・イラスト・パースをまとめたものを添え、お見積書も提示します。
実は、このような膨大な仕事量があって、間違いがあってはならない注意力が必要となります。
ですので、着前までは「大丈夫かな」「間違いはないかな」の緊張があり、終わるとホッと一息というわけです。そして完成の3か月後まで少しの緊張感は取れません。
きっと心配性なのだと思います。繰り返し確認をしたい派なのです。
そんな訳で、一息ついた最近は、ランチにお出かけをしています。カフェが大好きです!自分でカフェを作りたい!と思った時期もありました。
珈琲の香りと、美味しいお料理と、ゆっくり出来るスペースと、木の温もりと、人が集う温かい雰囲気が好きです。
好きと、やりたいことは一緒で、私は今とっても「お家カフェを造りたい」と思っています。そう思っている人のお手伝いをしたいのです。
お店を持つという前の段階、夢を形にする一歩踏み出したい!という方。家に居ながらにして、お客様を呼び、自分の作ったスイーツを食べて貰いたい!寛いで貰いたい!
そんな思いを形に出来たら、私は幸せです。
モヤモヤと、ワクワクが混在した方がいましたら是非お声を掛けてください。一緒に解決して夢に向かっていきましょう!
エクステリアのお打合せ
日に日に寒くなり、雪がそろそろ降るのでは!?今年こそは、雪かきをしたくない!と焦りながらのロードヒーティングの計画です。
ロードヒーティングといえば、アスファルトで固めてしまうイメージがありますが、このような割石風のコンクリート素材のものも敷けます。
玄関先のエントランスに、インターロッキングを敷きたい!レンガを!でも厚みがあってはなかなか熱が伝わりません。
そして、薄すぎても歪んだり、クラックが起きたり…。ということで、中間の厚みの45mmの物を選びました。
それでも、ランニングコストは、1.3倍だとか!恐ろしい。そして、施工費も倍となります。
ですが、諦めてアスファルトで過ごす10年間と、やりたい形を今すること。この先の10年間の暮らしは大きな違いです。
お施主様には、多くの選択肢があり、お支払いのことを考えると頭を悩ませるようです。
私が、お伝えしたいのは「今を大事に生きること」「物と自分との関わりを大事に思うこと」
人と人との出会いは大事なのと一緒で、物と物、人と物との出会いも大事だと思います。
「どんな暮らしをしたいか」「どんな物に囲まれて生活をしたいか」
良いものは、高い!上を見てはキリがないですが、気に入った物が多少高かったとしても、他で妥協をしないで使って欲しいと思います。
後で後悔をしないように。
※写真は、施工現場ではなく、イメージ写真です。
施工の様子は、これからご紹介していきます。