久しぶりのブログになりました。
W様邸のお打合せは昨年より行い、年を跨いで冬の着工、お引渡しは5月でした。
外観は、ブラックカーキー色の木目調です。写真に廃棄処分のカゴが写っていましたので、隠すように玄関ドアと階段を載せました。
玄関入ってすぐ、玄関収納と居間ドアの色を合わせました。
トイレは、ヘリンボーンの床CFと、ブラック色の壁紙や紙巻きをアクセントに。
リビングに入ると、鉄骨階段がこのお家のアイポイント。
マット系の塗装ブラック色がきいています。階段の裏側、底板、鉄骨の形状は優しい丸みのある仕上がりに。
小上がりは、水色の半畳タタミを設置。その下は、引き出しの収納となっています。
お子様がまだ小さいので、ここの畳部屋は重宝されそうです。
プランをお手伝いさせて頂く中で、描いたパースです。平面図だけでは、分かりにくい部分を先に提示していました。
こう見比べると、まだまだ修行が足りない…です。今は、3Dソフトで簡単に立体を描いてくれるものもありますが、こちらはイラストレーターで1本1本描いたので、手描きに似ています。
リビングを挟んで、奥には、キッチンなどの水廻りが並びます。
加熱機器は、お施主様支給品でしたので、まだこの時は入っていない写真になります。
お風呂、洗面台は、ブラック系を選ばれました。
2階は、主寝室と各洋室です。主寝室の壁にもブラック色の横柄のクロスを貼りました。
バルコニーには、物干しも付き、お洗濯や布団干しにも使い易そうです。
ここまでは、ブラック色が多く感じられましたが、各部屋のクロスをカラフルな配色で替えられたり、階段照明に星形ランプを取り入れられたりと、随所に拘りを感じられ素敵に仕上がって嬉しく思います。
お打合せに携われたこと、また、掲載の許可を感謝致します。ありがとうございました。

紙媒体の依頼もあります
紙媒体というのは、紙の広告のことです。
20年も前に広告代理店に数年勤めていた私ですが、技術はその時からそう変わらず…(^_^;)
ご依頼は、2階の窓に貼るので、はっきり見える字でということでした。
大きさはA1サイズ、防水タイプ、表面にラミネート加工された形です。
始めは、女性らしい優しい色使いでご提案したのですが、それではハッキリとしないとのこと。
2回ほどデザイン変更を受けてこの形になりました。
古くどちらかというと地味な建物なので、もう少し目立つよう大きくても?と思いましたが、ご依頼主様からは、とても好評を頂きました。窓に直接貼れるよう糊付きにしていたのですが、勿体ないからと内側から貼っているそうです。
そして、こちらは、A3サイズのチラシです。地下鉄バスターミナルの掲示板に貼られるそうです。
連絡先は、先生、生徒さんに配慮してここではカットしてご紹介しています。
広告で、大事なことは何を伝えたいかが一目で分かること。
写真が使えないとのことで、様子が分からず少し残念でしたが、喜んで頂けたので嬉しいお仕事となりました(*^_^*)

ソファを替えました♪
GW、皆さんどのように過ごされましたか?こちらは、先月の様子ですがUPします(*^^)v
10年以上使っていたY邸のソファは、子供達のジャンプにより足が一か所折れていました。
折れたままでは危ないので、足を全て取って床にベタ置きをして使っていました。
お世話になっている彩工房畑山さんから、セール案内のハガキが届いていまして、久しぶりに行ってみることにしました。
一軒家の家具屋さんの店内はお客様で賑わっていました。
入り口近くのソファが気になって、家に置くならと座ったり、生地を選んでいるうちに欲しくなり…。
思い切って購入することに決めました。
無垢の木材部分と硬めのクッション、本物ならではお値段も今までとは桁違いです。
「KASHIWA」飛騨高山の家具です。飛騨高山って良く聞きますがどこ?という方に。
岐阜県高山市、岐阜県飛騨市と、どちらも岐阜県にある市のことです。そのどちらにも工場があるという意味のようです。
柏木工は、昭和18年に挽物工場として誕生しました。終戦を迎え、飛騨家具の特徴である挽物、曲木技術を取り入れた製品にいち早く着手した。とパンフレットにあります。
長い歴史があるというだけあって、木にも本物の重さがあり、長く愛着を持てそうなデザインです。
彩工房さんのお勧めが木に塗装をしない木の色をそのまま活かしたウォールナットと、オークでしたので、悩んだ結果オークにしました。
生地は沢山の種類がありました。カーテンのグレーと、ラグのブルーの中間が欲しかったので、どちらの糸も使われているフジエテキスタイルの生地でオーダーしました。
この生地は、私的にこれしかない!というピン!とした直感があったので、大きな買い物の割には早く決められたように感じます。
古いソファを粗大ごみに出した数日は、ソファがない生活もありだね~♪なんて話をしていましたが、新しく届くとやはり座り心地良く、なしではいられない様子です。
10年と言わず、20年~30年はお付き合いをよろしく!と願っています。
インテリアアドバイスの依頼を受けて、ご自宅にお邪魔したY様邸。
ご本人の柔らな印象とは少し異なるような、黒いアイテムが多いリビングとなっていました。
黒いソファに、黒いラグマット、黒いセンターテーブルに、黒いテレビとテレビ台。
内装材、床や建具は、ナチュラル系、カーテンはベージュと落ち着いた雰囲気でしたが地味さもありました。
写真にはないのですが、キッチンは、ミントグリーンのような柔らかい色味がありまして、金魚を飼われていました。
「この黒いソファは、ご主人様の趣味ですか?」きっとそうだろうと思ったので「そうです」の回答はやはりでした。
Yさまは、自然、ナチュラルな雰囲気がお好きとのこと。
ですが、子供が小さく、植物は全て避けてしまったということで、緑のないお部屋でした。
土を弄ってしまうかもしれない。赤ちゃんの頃は心配ですが、そろそろ大丈夫そうな年齢です。
思い切って、イミテーションではない、本物の植物を置きましょう。
そして、黒いものをなるべく隠す方法として、ソファには、麻が混じった綿の生地を掛け、テレビには、花柄の生地を選び掛けました。照明も、丸みのあるものを選びました。下からの明かりは落ち着くので癒しになります。
更に、グリーンが入ったクッションをプラス。丸みのある柄と照明をリンクさせました。
これらは、全て私がS様を想いチョイスして購入させて頂いたものです。
購入先が様々な為、5日間という買い物の時間が掛かりました。勿論、何時間もお店で悩んでいる訳ではないのですが、常に想いは頭にあったので、時間が空けばその時に行動をという使い方です。
一番、気になっていたのは、玄関入ってすぐの飾りスペースの活用です。
お子様のお名前が書で書かれ、額に入っていました。
こちらも、赤ちゃんの頃は良いと思いますが、そろそろイメージチェンジをされてはいかがかと。
「飾り方が、分からない!どんな絵を飾れば良いかも分からない!」とのことで、私に任せて頂きました。
出来るだけ、お金を掛けずに、手作業で作れないだろうか?
話の流れから「一緒に作るのも楽しいかもしれない。一緒に作りましょう」ということになり、お子様も加わって素敵な作品が出来上がりました。
娘さんは、アートの教室に通われているということだけあって、想像力豊かでした。
持ち込んだ、クロスやカーテン生地を使って、思いもつかない切り込みを入れて、サクサク完成させます。
大人の私たちは、頭が固い!そんな印象でした(笑)
用意した小物などを組み合わせ、ディスプレー。キッチンの色味とリンクできるように、ミント色を取り入れ、ナチュラルなイメージに!玄関先が華やぎました。
今回のこの流れで感じたのは、5歳の子供にも出来るんだ!という発見。
時計は、お店のオープンとクローズを意味したものでしたが、娘さんは、起床と、就寝時間を連想させたようで、ベッドを作っていました。面白いですね。完成!いかがでしょうか?可愛らしいですね。
言うならもう少し、ウサギや、リスといった小動物の小物も置くと楽しい雰囲気が出せるかと思います。
『ディスプレー作りをしてみよう!』という講座があっても良さそうですね♪(^_^)/またワクワクしてきました。